くり爺です。
今回は「データでみる体操競技の実態 第7弾」ということで、日本体操協会が公開している資料をもとに社会人体操選手が多い都道府県ランキングを調べてみました。
(第1弾 体操日本の競技人口は?[2021年版]はこちら)
出典資料:公益財団法人 日本体操協会 R2登録人口集計表(2021.03.04) https://www.jpn-gym.or.jp/jga-web/reg_population/
社会人体操選手が多い都道府県ランキング★ベスト5
2021年3月に公開された日本体操協会に選手として2020年度選手登録した人は10,375人、約1万人でした。今回は社会人の体操選手が多い都道府県のベスト5を発表します!
順位/項目 | 男女合計 | 男子選手 | 女子選手 |
第1位 | 東 京(92) | 東 京(68) | 東 京(24) |
第2位 | 神奈川(65) | 神奈川(52) | 神奈川(13) |
第3位 | 大 阪(38) | 大 阪(36) | 愛知/山梨(8) |
第4位 | 埼 玉(27) | 埼 玉(22) | 京都/鹿児島(7) |
第5位 | 三 重(23) | 三 重(21) | 埼玉(5) |
全国総合計 | 488人 | 372人 | 116人 |
ここでは小学生、中学生、高校生、大学生、社会人という各年代カテゴリーの中で22歳以上の選手を社会人選手と区分けしています。この中には大学院に在籍する選手やいわゆるプロ選手、働きながら日本代表を目指して体操を続けている選手、あるいは生涯スポーツとしてマスターズ選手権に出場する/出場を目指している選手が該当します。
気になる都道府県ランキングは総合と男子では東京、神奈川、大阪の3強。埼玉と三重が続きます。女子は東京、神奈川はやや多いもののそれ以降は人数も少なく混沌としています。第3位は愛知と山梨が8名、京都と鹿児島が4位、第5位は埼玉でした(本当の順位の付け方は違うのでしょうけど、数多く紹介したかったので…)。
日本代表選手も数多く存在するこのカテゴリー。しかし、そういうガチ勢以外にも徐々に体操競技を生涯スポーツとして続けようとして頑張っている皆さんも少しずつ増えてきたような気がします。新たな体操ファンの獲得の重要ですが、体操を選手として長く続けることも大事ではないでしょうか? これまではどちらかというと身体的な負担が大きく、ガチでオリンピックを狙う選手以外は早々に競技生活を終えるジムナストが多かったと聞きます。これからはエリート選手と生涯体操選手?を整理して実態を調べてみたいですね。
ジムクリは小学生から生涯スポーツとして体操を続けるジムナスト、そして、もちろん世界で活躍しうるトップジムナストを応援します。そして、少しでも競技人口が増えるような取り組みをしていきたいですね。みんさん、ガンバ!