くり爺です。
日本体操協会から最新の選手登録人口が公表されました。
今回はまずは競技人口を昨年度(2020年度)と比較してみます。
昨年度の記事はこちら
出典資料:公益財団法人 日本体操協会 R3登録人口集計表(2022.02.22) https://www.jpn-gym.or.jp/jga-web/reg_population/
体操日本復調の兆し?
2022年2月22現在、日本体操協会に選手として2021年度選手登録した人は11,399人で
2020年度の10,375人に比べて、1,024人増加となりました。
他のメジャースポーツの競技人口を考えるとめちゃくちゃ少なくないとはいえ、微増ですが復調の兆しと言っていいでしょうか?
参考資料:
スポーツ競技人口ランキング(国内/日本)
スポーツの競技人口ランキング!世界で最も競技人口が多いのはどのスポーツ?
2021年度はオリンピック、世界選手権と日本で開催されたビッグイベントもあり、スポーツの環境が復活してきた証かもしれません。
大きな変動はない年代カテゴリー
下のグラフは2021年度カテゴリー別の競技人口です。カテゴリーは小学生、中学生、高校生、大学生、社会人の5つです。
このデータは2021年度の横断的なデータですので、あまり深い考察はできませんが、簡単に各年代ごとの人数についてみてみましょう。
一番多いのは小学生で、中学生では2,542人まで減少します。高校生になると男女とも増えて3,047人まで盛り返します。その後、大学生になるとグッと減って1386人、特に女子選手の減少が激しいです。社会人になるとさらに激減して512人でした。
体操人口の縦断的な研究が望まれますね。
まとめ
世界のトップレベルの競技水準を誇る日本の体操界。しかし、競技人口を調べてみると、とても少ないことがわかりました。体操日本、少数精鋭が日本のお家芸を支えているといえますね。