クリ爺です。今日も金子明友先生著の「体操競技のコーチング」からのトピックです。
トレーニングにおける心構え10選
以前に紹介した金子明友先生著の「体操競技のコーチング」の第4章トレーニング計画のなかで「トレーニングおける心構え」を説く部分があります。全部で10個の心構えが紹介されているのですが、これがまた秀逸で、以下に抜き出してみます。
1.計画性をもつこと
2.こつを書きとめておくこと
3.見取り稽古を大切にすること
4.器械をいつくしむこと
5.練習仲間と仲よくすること
6.慢心を戒めること
7.理想像と勝負すること
8.技の狂いを喜ぶこと
9.無師独悟であること
10.技は心であること
これを知らずに体操するなんてありえない。ぜひ本文を読んでもらいたいなぁ。
体操選手の資質と哲学
125頁から133頁まで、およそ9頁にわたって、金子先生の哲学というべき10個の心構えに関する言葉が展開されています。見出しだけでも役に立つというか、非常に大事なことだなと改めて思います。
特に「理想像と勝負すること」、「技の狂いを喜ぶこと」なんかは体操競技選手なら絶対に理解してほしいことだし、競技の特徴をとてもよく表していると思います。
もし、何?意味がわからん。という方は先輩や先生に聞いてみてくださいね。
「技は心である。」
うーむ。深い。深すぎる。