こんばんは✨今日は暑かったですね💦熱中症にならないように、こまめに水分摂取をするように心がけましょう!(こまめにの頻度:「10~15分に一口か二口を目安に」という飲み方が良いそうです。)そして、喉が渇いたと感じる前に水分を摂ることが重要です! 喉が渇いたと感じた時には体の約2%の水分が失われている状態で、運動能力が低下し始めます。約3%の水分が失われるとぼんやりしたり食欲不振になったりします。4~5%の水分が失われると、疲労感、めまい、頭痛などの脱水症状があらわれ、10%以上では死に至ることもあるので、こまめな水分補給を忘れずに・・・
さて、今回は女性アスリートの三主徴の話をしたいと思います。
女性アスリートの三主徴
女性アスリートの健康管理やコンディショニングにおいての問題点として、「low energy availability(利用可能エネルギー不足)」「無月経」「骨粗鬆症」があり、これらを「女性アスリートの三主徴(FAT)」と呼んでいます。
女性アスリートの三主徴は、継続的な激しい運動やトレーニングが誘因となり、それぞれの発症が相互に関連し女性アスリートにとっては重要な問題です。この三つは、相関関係を持ちながら影響しあい、長期間かけて「健康な状態」から「治療が必要な状態」に身体を変化させていきます。
女性アスリートの三主徴の発端にあるのは、利用可能エネルギー不足です。Energy availability(利用可能エネルギー) とは、食事からとる摂取エネルギーから運動により消費されるエネルギーを引いた残りのエネルギー量のことで、基礎代謝や日常活動に使用可能なエネルギー量です。つまり「low energy availability」とは、運動によるエネルギー消費量に対して、食事などによるエネルギー摂取量が不足した状態をさし、この状態が続くと、卵巣を刺激する脳からのホルモン分泌(黄体形成ホルモンなど) が低下したり、骨代謝などを含む身体の諸機能に影響を及ぼすと考えられます。
本日はここまで。次週も女性アスリートの三主徴について詳しく話をしていこうと思います。それではまた〜👋
参考:女性アスリートの教科書/著者:須永美歌子 発行所:株式会社主婦の友社