こんばんは。くり姉です。
最近は20℃を超える日があったと思ったら、急に寒くなる日があったりと、体調管理が難しいですね。花粉症の人は毎日辛そうですが、私は花粉症ではないのでいつも元気です。
さて、今回は体操競技のルールについて少しだけ話をしたいと思います。
男女の違い
体操競技の種目は、男子は「ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒」の6種目。女子は「跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか」の4種目が行われ、それぞれの器具の特性を活かした演技で構成されます。「ゆか・跳馬」は男女共通の種目ですが、ルールは少し違うんですよね。女子のゆかは音楽に合わせて演技を行いますが、男子は音楽なし。跳馬は、男子の高さが135㎝なのに対し、女子は125㎝で跳躍技に決められている難度点も男女で異なります。なので、種目は同じでも男女でルールが違うんです。
ルール改正
体操競技は10点満点制度が廃止され、今は15点以上出ることもあります!って、そこはもう知っていますよね。では、体操競技のルールってオリンピックが終わると改正されるってことは知っていますか?2022年はルール改正の年。2021年まではE難度だった技が2022年からD難度に下がってしまう技があったり、今までと同じ演技を行っても1点近く下がってしまうこともあるんです。もちろん、ルールが改正されたことによって良かったって選手もいますが、ルールに対応しなければ点数が取れないので、演技構成を変更したり実施する技を増やさないといけないので選手の負担は増えています💦ルール改正で選手はとても大変ですが、変わらないことが1つだけあるんです。それは、美しい体操が評価されるってことなんです!選手には綺麗な演技を実施して観客を魅了させてほしいです。
選手は新しいルールに対応させようとがむしゃらに練習していますが、負荷がかかりすぎると怪我にも繋がるのでそこは気を付けながら指導しています。怪我で体操競技を続けられない選手も多く見てきたので、練習強度や練習時間などは選手の実態に合わせながら取り組んでいます。新しいルールに対応して、選手が少しでも輝けるように指導者として頑張ります。
今回はここまで。また次回お会いしましょう!