テクニック&レビュー

相棒道具②「フロッシングバンド」

こんにちは、今日のクリ堀です🌰

今日は私たち学生トレーナーがお世話になっている道具を紹介したいと思います!

以前の投稿ではスキンストレッチについて紹介しました。

見ていただけましたか?まだでしたら是非ご覧くださいね😊

フロッシングって?

さて、今回はもう一つの相棒道具、「フロッシングバンド」について紹介します!

じゃあそもそも名前にもある「フロッシング」って何かについて解説しますね。

フロッシングとは新しいコンディショニングのテクニック、コンディショニング・メゾッドです。

ゴム製のバンドを身体に巻きつけて圧迫し、その状態から皮膚、関節、筋肉を動かします。

そうすることで、いわゆる「筋膜」の状態を改善し、違和感を緩和したり、関節可動域を増加させたりする手法です。

スキンストレッチの際にも出できましたが、筋膜のことをファシアと呼びます。

そのファシアの滑走性を取り戻したり、改善したりするんです

つまり、理論としてはスキンストレッチと同じなんですよね!

専用の金属ツールかゴム製のバンドを使用するかという違いがあります!

使い方

使い方は簡単な3ステップ!

それでは見ていきましょう!

1.バンドを巻く

この時、心臓から遠い方から近づくようにして巻いていきます。

外れないように始めに1周巻いてから、バンドを1.5倍伸ばしながら半分ずつ重ねて行くように巻いていきます。

2.ファシアに刺激を加える

バンドを巻いた状態で皮膚表面を捻ったり、関節を動かしてストレッチをしたり、筋肉に負荷を与えるようにトレーニングを加えます。

※2分以内で行うようにしてくださいね

3.バンドを外して2の運動を繰り返す

バンドは一気に血流を流すように素早く外します。

その後、2で行った運動をバンドを外した状態で繰り返します。

 

2〜3セット繰り返すことが理想ですが、1回だけでも十分効果を実感できると思います!

 

詳しい理論

どういう仕組みで関節の動きが良くなるんでしょう…

理論を調べてみたので参考にしてみてください!

1.圧迫をかけて皮膚を動かすことで、浅部の癒着が剥がされる

2.圧迫をかけて筋肉や関節を動かすことで、深部の癒着が剥がされる

3.血流が改善され、老廃物を流す

4.関節内に空間を空ける

5.組織内のこわばりを修復する

この繰り返しによってファシアの滑走性を取り戻すことができるらしいです!

 

体操競技は、高い柔軟性を求められることはもちろんですが、たくさんの筋肉を使いながら演技しています。

痛みや怪我につなげないために、使いすぎてガチガチに固まってしまっている身体をほぐさなければなりません。

そんな時、この「フロッシング」は隙間時間にできたりセルフケアとしても活用できたりするので、気軽に手に取れるという点でもありがた〜い便利ツールです!

今日は長めに書いてしまいました…

それではまた来週、バイバイ〜👋

Sanctband公式サイト:https://www.sanct-japan.co.jp/about/

参考:セルフチェックと動画でよくわかる!イージーフロッシングマニュアル/ベースボールマガジン社

ABOUT ME
クリ堀
大学体操競技部の学生トレーナーをしています、クリ堀です! ちなみにお正月には欠かさず栗きんとんを食べます🌰 体操競技未経験ですが、日々試行錯誤、奮闘中! よろしくお願いします!

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