こんにちは。久しぶりの投稿になってしまいすみません🙇♀️
暑い日が続いていますが、体調は崩していませんか?夏バテしないように、栄養あるものを摂って乗り切りましょう!さて、今回は熱中症について話をします。
熱中症とは
熱中症とは、暑さによって生じる障害の総称で、「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」などの病型があります。運動をすると大量の熱が発生します。一方で、皮膚血管の 拡張と発汗によって体表面から熱を放散し、体温のバランスを保とうとしますが、暑いと熱放散の効率は悪くなるので、このような状況で生理機能の調節や体温調節が破綻して熱中症が起こってしまいます。暑いときのスポーツ活動では熱中症が起こりやすいので、熱中症の兆候に注意し、適切に対処する必要があります。
熱疲労に気をつけよう!
熱疲労は、熱中症のなかでも一般によくみられる病型です。暑熱環境で長時間の運動をすると大量に発汗するため、水分と塩分を失い、循環血液量が減少し、重要臓器への血流が不足します。過度の脱水とそのための循環不全が熱疲労の病態です。
熱疲労の症状は、「頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、脱力感、倦怠感」などがみられます。体温は正常もしくは軽度上昇するものの40°Cを超えることはなく、通常は意識障害もありません。熱疲労の症状に気付いたら、練習の強度を落とす、休憩する、水分補給を行い身体を冷やすなどの対処をするようにしましょう。決して無理をしないように注意しながら活動しましょう。
体操競技は体育館の中で活動しているので炎天下で活動することはあまりないですが、夏場の練習時間や練習強度を気を付けるのはもちろんのこと、体育館内の暑さ指数※(WBGT)なども気にしながら、指導者は練習環境を整えて練習しましょう。※熱中症を予防することを目的として、1954年にアメリカで提案された指標のこと
それでは、また次回👋
【参考】
日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」
環境省 熱中症予防情報サイトhttps://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php